[Alteryx Designer:ツールのご紹介]レコード選択ツールについて
Alteryx絶賛勉強中のshoです。
はじめに
セルフサービス分析ツールであるAlteryxでは、製品に関する認定試験を受けることができ、初級から中級レベルの試験が、Alteryx Designer Coreとなっています。
Alteryxの認定試験の詳細については、こちらにて紹介しています。
Alteryx Designer Coreを受験するにあたっては、各種ツールの理解を深めておく必要があります。
今回は以下のページから、“レコード選択”ツールについて学んで行きたいと思います。
- レコード選択ツール
- レコード選択ツール サンプルワークフロー
レコード選択ツール(Select Records Tool)
セレクトツールがある特定の列を抽出する一方で、レコード選択ツールではある特定の列を抽出することが可能です。
セレクトツールについては下記エントリにて詳しく紹介されていますので、こちらをご確認ください。
レコード選択ツールにて特定の列を指定する方法は以下の5種類となります。
- 単一行
- 行範囲指定
- 特定の行以前のレコード
- 特定の行以降のレコード
- 複数範囲
ここからはレコード選択ツールの機能について見ていきたいと思います。
今回は、クラスメソッドのオフィス情報が保存されているCSVファイルを取り込みました。
単一行
ある特定の行のみを指定することが可能です。
2行目を指定しました。
行範囲指定
ハイフン(-)を使用することである特定の範囲のみを指定することが可能です。
2行目から4行目を指定しました。
特定の行以前のレコード
マイナス(-)を使用することで、その行を含むそれ以前のデータ行を指定することが可能です。
2行目までを指定しました。
特定の行以降のレコード
プラス(+)を使用することで、その行を含むそれ以前のデータ行を指定することが可能です。
4行目以降を指定しました。
複数範囲
上記にて紹介した範囲指定方法を組み合わせて複数の範囲指定をすることが可能です。複数の範囲指定をする際には、1つ1つの範囲指定に改行を入れる必要があります。
1行目と5行目以降を指定しました。
レコード選択ツールのおさえておきたいポイント
改めてとなりますが、レコード選択ツールにて列範囲を指定する方法は以下の5種類となります。
- 単一行
- 行範囲指定
- 特定の行以前のレコード
- 特定の行以降のレコード
- 複数範囲
最後に
Alteryx Designerのレコード選択ツールについて、まとめてみました。
レコード選択ツールで、データの範囲を指定し、集計・分析しやすい形に準備した上で次の処理に移すのに役立ててください。
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